2003-06-11 ArtNo.31347
◆Cypress 、ハイデラバードに第2チップ設計センター計画
【ハイデラバード】カリフォルニア拠点の半導体会社Cypress Semiconductor Corporation (CSC)は、インドにおける同社第2のチップ・デザイン・センターをアンドラプラデシュ州Hyderabadに設ける計画だ。
インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが6月6日伝えたところによると、CSCのPaul D Deswick副社長は5日、記者会見し以上の計画を語った。それによると、カルナタカ州Bangaloreに最初のデザイン・センターを設けたCSCが、ハイデラバードに第2のデザイン・センターを設ける方針を決めたのは、十分な人材のプールが存在し、ロー・コストなチップ・デザイン・リソースを利用できると判断したため。ハイデラバード・センターには当初1500万米ドルを投資、今会計年度末か、次期会計年度第1四半期の操業開始を目指す。同センターに勤務するエンジニアは向こう2年間に徐々に約200人に増員される。ハイデラバード・センターは新たに40%のデザイン・キャパシティーを追加することになる。センターの施設は当面リースされるが、追って自前のセンターが設けられる。
年商7億7500万米ドルのCSCは、ミネソタ州とテキサス州に2つのチップ製造施設を保持する他、フィリピンに組み立て・検査施設を有する。
|