2003-06-11 ArtNo.31343
◆Toyota Kirloskar、US$4266万投じBidadi工場拡張
【ニューデリー】Toyota Kirloskar Motors Ltd (TKML)は今会計年度、カルナタカ州Bidadi工場に200クロー(US$4266万)を追加投資し、設備能力を拡張する。
エコノミック・タイムズが6月7日、TKMLのK K Swamy重役(副MD)の言を引用し報じたところによると、投資額の主要部分は鍛造工場等、ローカル化と設備能力の拡張に充当され、必要経費は全て内部資金で賄われる。
Bidadi工場の年産量は昨年6月にそれ以前の3万3000台から5万台(2交替)に拡張されており、さらに6万台まで拡大できる。昨年は生産能力の拡張とニュー・クオリスやカローラ等の製品開発に合計225クロー(US$4899万)が投資された。
今年は4万4000台を販売、設備稼働率の最適化を図る。これにはクオリス3万4000台(2万5000台)、カローラ9000台、カムリ1000台(300台)が含まれる(括弧内は昨年実績)。
トヨタはこれまでにインド業務に合計700クロー(US$1.493億)を投資した。これには年産16万ユニットのトランスミッション工場の建設計画が含まれる。同プロジェクトには、2004年の稼働を目処に480クローが投じられ、2004年から年間15万ユニットのトランスミッションが主にタイ、インドネシア、南米、南アフリカに輸出される。ちなみにタイにはアジアのエンジン・ハブが設けられており、クオリスのエンジンもタイから供給されている。
|