2003-06-11 ArtNo.31340
◆Sterlite、US$8.5億オリッサ州アルミナ事業に着手
【ブーバネスワル】オリッサ州政府と8日、Kalahandi県Lanjigarhにおける4000クロー(US$8.53億)のボーキサイト採掘/アルミナ製錬プロジェクトに関わる覚書を交換したSterlite Industries Limited (SIL)は、9日にはNaveen Patnaik首席大臣の立ち会いの下、製錬施設の起工式を催した。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダードが6月8/9日報じたところによると、アルミナ製錬施設の当初年産能力は100万トンだが、オリッサ州政府は1億5000万トンのボーキサイト鉱床を同プロジェクトのために提供することを保証しており、アルミナ製錬能力は最終的に140万トンに拡張できる。生産されたアルミナのほぼ半分は輸出され、残りはSILグループ内の需要に供される。Lanjigarhのボーキサイト鉱山が先ず採掘される。同地のボーキサイト予想埋蔵量は7300万トンで、州政府は1073.4haの土地の鉱業リース権を提供する。
SILのAnil Agrawal会長によると、ボーキサイトの採掘には最先端の技術が用いられ、直接に750~900人、間接に別途2500人分の就業機会が創出される。SILはまたアルミナ製錬に必要な電力を供給するため100MW(メガワット)の発電所を建設すると言う。
この日はBansadhara川が汚染されることを理由にプロジェクトに反対する少数部族約300人が起工式に反対する示威運動を行ったが、工事現場の3キロ手前で警察により阻止された。
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