NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
1995-09-13 ArtNo.3134
◆<馬>テレコム会長、平等なアクセスの可能性否定
【クアラルンプル】テレコム・マレーシアBhd(TMB)のラシュダン・ババ会長は、同社のネットワークへの競争他社の平等なアクセスを認める可能性を否定した。
ラシュダン会長がMBT紙のインタビューに応じたところによれば、TMBはその顧客ベースの開拓に莫大な投資を行ってきたが、他社に平等なアクセスを認めれば、こうした投資の回収は不可能になる。政府も既に向こう3年間は平等なアクセスを認めぬ立場を表明している。TMBとしてはインターコネクションに関する協議には応じる用意がある。TNBは契約者の所在地に関わらず平等なサービスを提供するUSO(ユニバーサル・サービス・オブリゲーション)の原則に基づいてサービスを提供しており、このことは地方のサービスでは莫大な損失を被ることを意味する。通信各社がUSOを分担する案も有るが、現状ではTMBのみがその任を引き受けている。またこの方面のノハウを保持しているのはTMBだけで、他社がこれを分担することは実際上できない。論理的な帰結は各プレーヤーがUSOのコストを負担することで、負担額の算出に際しては、単に収益だけでなく、その他の一連の要因も配慮せねばならない。この点に関する協議は食い違いが目立ち、焦点も定まっていない。OECD諸国においてはテレコム市場が成熟期を迎え、電話の普及率も50%に達した段階で、初めて競争が導入されたが、マレーシアにおける普及率はまだ15%に過ぎない。もし現状で平等な競争原理に基づいて通信サービスが提供されれば、各社は高収益が望めるヘビー・ユーザー市場に殺到し、他は顧みられなくなると言う。
TMBがタイム・テレコムSdn Bhd(TTSB)の買収を図っているとの噂に関して、ラシュダン会長は「自分はTTSBがTMBの買収を図っていると聞いているが」と反問した上で、「その種の真剣な討議はなされていないが、各社がインフラをシェアすることは浪費を防ぎ、業界の合理化を図る上でも賢明なこと」とコメントした。(MBT:9/12)
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.