2003-06-11 ArtNo.31338
◆Lalbhai一族、モーリシャス経由でアパレル輸出
【ニューデリー】Lalbhai一族の旗艦Arvind Mills Ltd(AML)は、モーリシャス拠点のGanesha Ltdと50:50の合弁会社を設立、モーリシャス経由で既製服を輸出する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月7日、政府筋の消息として伝えたところによると、AMLは、各種の衣料/衣料アクセサリーの製造・請負製造を手がけるモーリシャス拠点の合弁会社の設立申請に際して、年間500万米ドルの輸出売上げ達成を政府に約束している。製造対象とされる衣料には紳士・婦人・子供用のスポーツ・ウェア/ジーンズ・ウェア/フォーマル・ウェアが含まれ、ドレス・シャツ/スポーツ・シャツ/カジュアル・シャツ/ニット・シャツ/Tシャツ/セーター/カジュアル・ジャケット/ジーンズ/カジュアル・パンツ/スカート/ネック・ウェア等、幅広いカテゴリーの衣料が製造される。
インドや海外の法人顧客を対象にしたキャッシュ・アンド・キャリー・ホール・セールも計画されている。しかし外資との合弁に関わる規制があるためインド国内では小売りビジネスを手がけない。合弁会社の資本金は小規模な2クロー(US$43万)が予定されている。
ちなみにAMLは2003年3月期に年商1479クロー(US$3.15億)、純益129クロー(US$2751万)を計上した。数年前に赤字に転落した同社は昨年105クロー(US$2239万)の累積赤字を一掃し、黒字を回復した。プロモーターはまた6.84%のシェアを38クロー(US$810万)で最近金融機関に提供している。
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