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2003-06-11 ArtNo.31336
◆RIL、ポリエステル製造能力をさらに拡張
【ムンバイ】地元の石油/石油化学企業Reliance Industries Ltd(RIL)は、依然として精力の大きな部分をポリエステル事業に傾注、ユーザー産業としては非アパレル部門に照準を合わせ、また米国拠点のポリエステル大手DuPontや他の指導的研究機関との協力の下に調査業務に力を入れている。
エコノミック・タイムズが6月9日伝えたところによると、RILはポリエステル製造能力の一層の拡張を計画している。設備能力は過去10年間に年率34%の成長を遂げ、今年は130万トンに達する見通しだ。RILは国内における製造能力の拡張とともに、海外製造設備の買収も検討している。
RILポリエステル・グループのSubodh Sapra社長によると、RILは中国を含む世界各地で買収の機会を探っている。しかし具体的計画はまだ存在しない。買収は価値命題(value proposition)の視点を有するものでなければならず、取り分け株主価値を増殖するものでなければならない。しかし、海外にしろ国内にしろ具体的な拡張計画を披露することはできない。RILは20年をかけて年産100万トンのポリエステル製造能力を築いたが、このことはさらに20年をかけて100万トンの製造能力を追加することを意味しない。
インドのポリエステル消費全体に占める非アパレル部門のシェアは7%に過ぎないが、中国では40%、世界的には48%となっており、非アパレル部門の成長の潜在性は大きい。取り分け住宅建設、道路建設、消費財部門においてポリエステル消費が、今後急成長するものと見られる。
マハラシュトラ州Patalgangaに設けたReliance Technology Centre(RTC)には3000万米ドルを投資する予定で、同センターには目下科学者35人が勤務しているが、来年、同スタッフは倍増される。新製品の開発や改良面ではDuPontと提携し、両社により開発された製品特許権は両社が共有することになる。RTCは既にRILに恩恵をもたらしており、今後製品ラインとボトム・ラインの双方に顕著に貢献する見通しだ。既に少なからぬパイロット計画が準備されていると言う。
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