2003-06-04 ArtNo.31299
◆Tisco、US$3.6億投じ年産能力を100万トン・アップ
【ムンバイ】Tata Iron and Steel Company Ltd (Tisco)は1700クロー(US$3.626億)を投じ、2005年9月の完工を目処に年産100万トンの設備能力を追加する。
インディアン・エクスプレスが5月31日報じたところによると、TiscoのB Muthuraman重役(MD)は5月29日に催された年次業績発表会の席上、以上の計画を明らかにした。それによると、今会計年度には既存施設の拡張計画に200クロー(US$4266万)以上が投じられ、また銑鉄の生産能力は鋼板と条鋼に等しく分割される。
以上の100万トン拡張計画の他、中期成長計画の一環として、新たに焼結炉、棒鋼製造施設、バランシング設備を増設、G高炉も建て替える。この他、鉄鉱石の生産能力が現在の200万トンから500万トンに拡大される。このため今年の投資支出は合計500クロー(US$1.066億)に達する。これには前述の拡張費200クローも含まれている。
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