SEAnews 2003-06-02 ArtNo.31279

【コインバトール】タミールナド州Coimbatoreを拠点に自動車用計器／センサー／アクセサリーの製造を手がけるPremier Instruments and Controls Ltd (Pricol)は、今会計年度内に約9クロー(US$192万)を投じ、完全に自動化されたプリント基板(PCB)実装設備(populating facility)を設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月31日、PricolのVijay Mohan副会長兼ＭＤの言を引用し報じたところによると、2002－03年の営業額は前年の252.5クローから303.3クロー(US$6469万)に20％アップ、純益も同9.05クローから15.1クロー(US$322万)に拡大したが、今年も少なくとも10％の売上げ増を見込んでいる。
Pricolの最大顧客は二輪車業界で、乗用車、トラック、トラクターがこれに続く。モーターサイクル市場は過去数年急成長を遂げて来たが、今年はこうした成長の再現を期待することはできない。主要プレーヤー間の価格競争が過熱し、部品納入業界にもその影響が波及するものと予想されると言う。