SEAnews 2003-05-30 ArtNo.31271

【ムンバイ】インドにおける今年第1四半期(2003/1-3)のサーバー国内販売額は6919万7925米ドルと、昨年同期の5446万3498米ドルに比べ27.1％の成長を見た。
ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月27／28日、市場調査会社Gartner Indiaの発表を引用し伝えたところによると、同成長率はアジア太平洋地域諸国の中では最高で、インテル・ベース・サーバーの好調な売り上げ、政府機関や法人の年度末の駆け込み購入の他、比較の対象になる昨年同期の不振が、幸いした。これまで同様、テレコム、政府機関の他、銀行・金融機関が主要バイヤーに名を連ねている。
域内最大市場の中国におけるサーバー販売額は8％、オーストラリア(US$1.3823億)のそれは10.5％の成長を遂げたが、香港は－9.4％、シンガポールは－5％の落ち込みを見た。アジア太平洋地域全体の売上げは昨年同期比7.04％増の11億2000万米ドルで、中国が32％のシェアを占めた。
主要な多国籍ベンダーは概ね市場シェアを維持もしくは拡大したが、Sun Microsystemsのシェアは1％下降した。Dellは昨年同期の3.3％から4.7％にシェアを伸ばした。