1995-09-13 ArtNo.3127
◆<星>スコッツ、インド投資事業で釈明
【シンガポール】スコッツ・ホールディングズは11日、外部監査報告を引用し、同社のインドにおける1550万Sドルの土地取引に汚職の証拠はないとの声明を発表した。
大蔵省商事調査局(CAD)は目下同取引に対する捜査を進めているとされるが、スコッツ・ホールディングズはシンガポール証取(SES)に対するその報告書の中で、会計監査会社アーンスト&ヤングの調査の結果、内規や手続きに問題の有る複数の行為が発見されたが、既に対策が講じられたとしている。またCADの捜査やラフィク・ジュマボイ前専務取締役(MD)の辞職により、同社の日常業務は何等影響を受けていないという。
一方、エスティメート・ディレクトリーによると、スコッツ・ホールディングズの6月末締め通年のグループ純益は330%増の1380万Sドルに達したものと見られる。同社は半期には47%増の290万Sドルの純益を計上していた。(ST,BT,LZ:9/12)
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