【ニューデリー】大部分の国営鉄鋼会社が目標を超過達成し、Sponge Iron India Ltd(SIIL)も黒字転換を達成する中、2003年4月の鉄鋼完成品生産(Finished steel production)は昨年同月比8.7%の成長を見た。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとエコノミック・タイムズが5月28日、オフィシャル・レポートを引用し報じたところによると、4月の国内鉄鋼需要も225万トンと、昨年同月比4.6%成長した。
SIILは1999-00年に赤字に転落したが、2002-03年度には6クロー(US$128万)の純益を計上、4月には過去10年来初めて政府に対し1.03クロー(US$22万)の配当を行った。
今年4月の銑鉄生産は47万トンと、昨年同月の43万トンを8.5%上回った。同月の銑鉄消費は昨年同月比12%アップした。
国営Steel Authority of India Ltd (SAIL)とVishakhapatnam Steel Plantは4月に生産目標を超過達成した。この他、National Mineral Development Corporation Ltd、Sponge Iron Nigam Ltd、Bharat Refractories Ltd、Ferro Scrap Nigam Ltd、Manganese Ore India Ltdの同月の生産量もそれぞれ目標を上回った。