2003-05-30 ArtNo.31262
◆ヒマラヤ・ドラッグ、US$3500万R&D/製造施設建設
【バンガロール】カルナタカ州Bangalore拠点のハーバル・ヘルスケア企業Himalaya Drug Company(HDC)は27日、バンガロール近郊のBidadiに165クロー(US$3519万)を投じ、研究開発施設兼製造施設を設けると発表した。
ビジネス・スタンダードが5月28日伝えたところによると、HDCのRavi Prasad社長兼CEOはこのほどPTI通信に以上の消息を語った。それによると、米国、欧州、オーストラリアの基準を満たす200エーカーの施設は今年8月に着工され、2005年までに完成される。
バンガロールに設けられた9万平方フィートの既存研究開発(R&D)施設には、現在、約80人の科学者が勤務している。
HDCは製薬/パーソナル・ケア/コンシュマー・ヘルス/獣医の4領域の業務を手がけている。ヘルスケアDTC(direct to consumer)市場は、年率28%の成長を遂げており、治療薬市場の年率12%の成長を上回る。HDCは最近、スリランカに第3の小売店を設けた。
HDCはこの日はまた新製品“Himalaya Forest Honey”をお披露目した。同社は同製品を通じ45クロー(US$960万)の国内蜂蜜市場の10%のシェア獲得を目指す。
S K Mitra重役(調査技術サービス担当ED)によると、HDCは、この他、腫瘍や熱帯性疾病(マラリヤ/腸チフス/黒熱病)治療薬の開発を手がけているが、この方面の活動はなお初歩的段階にあると言う。
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