2003-05-28 ArtNo.31246
◆工業開発銀行、Indian Iron and Steel再建パッケージを承認
【ニューデリー】Industrial Development Bank of India(IDBI)が880クロー(US$1.88億)の再建パッケージを承認したことから、西ベンガル州Burnpur拠点のIndian Iron and Steel Company (Iisco)の前途に明るさが生じている。
エコノミック・タイムズが5月26日報じたところによると、Iiscoの親会社国営Steel Authority of India (SAIL)のV S Jain会長はこのほどPTI通信に以上の消息を語った。
Jain会長によると、再建パッケージの下、向こう3年間にプラントの近代化に341クロー(US$7273万)、人員合理化に550クロー(US$1.173億)が投じられる。既に同パッケージの一環としてKulti事業所のスタッフ2300人以上に依願退職スキームがオファーされている。また中央政府は人員合理化に対する180クローの補助を認めた他、340クローの近代化計画に対する政府保証と金利補助も認めている。このため間もなく再建パッケージを全面的に実行できる見通しだ。
Iiscoは年間約180クロー(US$3839万)の損失を計上、累積損失額は900クロー(US$1.92億)に達している。SailはまたIisco再建計画の合弁パートナーを物色していると言う。
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