【コルカタ】昨年(2002-03)は亜鉛メッキ平板/波板(GP/GC sheet)が、インドのトップ鋼板輸出品目として浮上、また二次鉄鋼メーカーのGP/GC シート輸出全体に占めるシェアが大幅に拡大した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月22日伝えたところによると、二次鉄鋼メーカーの昨年通年のGP/GC シート輸出は45万3000トンを記録した。
またTata Iron and Steel Company Ltd (Tisco)は、前年はGP/GC シート2万7100トンを輸出したに過ぎなかったが、昨年は15万3000トンを輸出、一躍同品目輸出の主要プレーヤーになった。
Tiscoは鉄鋼製品全般についても前年を12万6000トン上回る57万9000トンを輸出した。
Steel Authority of India Ltd(SAIL)の昨年のプレート輸出も、米国市場から閉め出されたにも関わらず、9万8000トンをマークした。
GP/GCシートの輸出先では米国が43%で依然トップ、中国が27%でこれに続いた。この結果、米国と中国だけでインド産GP/GCシート輸出全体の70%を占めた。