SEAnews 2003-05-23 ArtNo.31228

【ムンバイ】インド初の上場金鉱探査会社Deccan Gold Mines Ltd.(DGML)は、インド国内4地区における探査活動に向こう2、3年内に5億3800万米ドルを投じる。
ビジネス・スタンダードが5月20日、ＤＧＭＬのSandeep Lakhwara取締役の言を引用し報じたところによると、これらの地域とは、カルナタカ州のNorth HuttiとSouth Hutti、アンドラプラデシュ州のRamgiri、カルナタカ州のMangalore。探査活動は既に進められており、基礎作業が完了後、事業化調査報告書が準備される。
ＤＧＭＬは最近ボンベイ証取(BSE)上場のWimper Trading Ltd.を買収し、上場資格を取得した。これは公募を通じて上場を果たすには3年間の営業レコードを提出する必要があるため。
ＤＧＭＬの持ち株会社Rama Goldmines (Mauritius Ltd.)の親会社Australian Indian Resources Pty. LtdのCharles Devenish会長によると、インド亜大陸と西オーストラリアには地理学的に密接な関係が存在する。両地は2億年前には互いに隣り合わせゴンドワナ古大陸を形成していた。このことはインドのカルナタカ州やアンドラプラデシュ州が西オーストラリアとともに鉱物資源に富んだ古代の岩層を共有していることを示していると言う。