SEAnews 2003-05-23 ArtNo.31219

【バンガロール】Microsoftはカルナタカ州Bangaloreに数百万ドルを投じてグローバル製品支援サービス・センターを設ける。
エコノミック・タイムズが5月20日報じたところによると、同センターには専門職スタッフ100人が配置され、専らハイエンド製品が手がけられる。バンガロールのホット・スポット、エレクトロニクス・シティーにおけるパイロット・プロジェクトは間もなく着手される。
バンガロール・センターの設置は、Bill Gates氏が2002年11月にインドを訪れた際発表した4億米ドルの投資計画の一環で、2002年10月にはGates氏に先立ってマイクロソフトの代表チームが当該センターの設置場所を決めるためエレクトロニクス・シティーを訪れていた。
Microsoft IndiaのRajiv Kaul重役(MD)によると、マイクロソフトの製品支援サービスは、年間ベースで世界各地の5400万人の顧客に提供されている。顧客と品質を重視したサービスを維持する狙いから、マイクロソフトはバンガロールで手がける特定の専門製品を対象にしたパイロット・プロジェクトを近く発表する。
センターには、Windows XPやServer 2003等のマイクロソフト製品に関する専門知識と技術を備えた専門家が配置される。マイクロソフトのスタッフの他、Infosys／Wipro／TCS／Satyam等のパートナーのスタッフ250人が製品支援センターのプロジェクトに参加する。
マイクロソフトはアンドラプラデシュ州Hyderabadのハイテク・シティーに設けたセンターのデベロッパーも現在の200人から500人に増員する。ハイデラバードには専門のキャンパスが目下建設されており、同プロジェクトには7500万～1億米ドルが投資される。インドのデベロプメント・センターでは、引き続き世界顧客向けの戦略製品や戦略技術に照準が合わされる。
また向こう12ヶ月間にはインターネット・アプリケーション専門家150人が雇用され、中核チームが組織されると言う。