2003-05-19 ArtNo.31196
◆電力省、ビハール州発電所のUS$11.6億拡張計画認可
【バガルプル】電力省はビハール州Kahalgaonに設けた840MW(メガワット)の既存火力発電所のキャパシティーを2340MWに拡張する総コスト5500クロー(US$11.61億)のメガ発電事業を認可した。
インディアン・エクスプレスが5月16日伝えたところによると、National Thermal Power Corporation(NTPC)のCP Jain会長兼MDは先週水曜記者会見し以上の消息を語った。それによると第1/第2期工事では各500MWの発電施設が増設され、工期は40ヶ月。既に、整地作業は完了、ボイラーとタービン発電機の入札は6月と7月に募集される。第3期工事は、上記2基の発電施設が完成後に着手され、やはり500MWのユニットが増設される。
NTPCはまたネパールを源流とする河川を利用した水力発電事業を進めるため子会社Ntpc Hydro Limitedを新設した。これに伴いウタランチャル州ではUttarkashi近郊のBhagirathi川におけるLoharinag-Pala水力発電プロジェクトとAlaknanda川におけるTapovan-Vishnugarh水力発電プロジェクトを手がける。NTPCはヒマチャルプラデシュ州で既に800MWのKoldam水力発電プロジェクトを手がけている。
NTPCはこれらのプロジェクトを進める財政能力を備えており、資金不足には直面していない。NTPCは2002-03年には、前年比5.76%増の1408億7000万ユニットの電力を生産したと言う。
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