2003-05-16 ArtNo.31182
◆South Asian Petrochem、年産14万トンPET工場稼働
【コルカタ】西ベンガル州Kolkata拠点のDhunseri Groupがプロモーターを務めるSouth Asian Petrochem Ltd (ASPET)がドイツ企業Zimmer AGの技術支援下に450クロー(US$9502万)を投じて同州Haldiaに設けた年産14万トンのポリエチレン・テレフタレート(PET)樹脂工場が14日稼働した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月14日報じたところによると、域内最大の規模と最先端の技術を誇る新工場は連続重合(continuous polycondensation)プロセスを通じて低粘着樹脂(low viscous resin)を生産、また固相重縮合(solid-state polycondensation)プロセスを通じて低粘着樹脂を高粘着PET樹脂に転換する。これにより工場はボトル・グレードPET樹脂の生産に際して、幅広い製品を製造、経営面での柔軟性を高めることができる。
エンジニアリング/資材調達/建設契約はMessrs Lurgi Indiaに、土木工事契約はSimplexに発注された。また自家発電施設が設けられ、電力の安定供給が確保されている他、公害防止面でも最新の技術が導入されている。
製品のマーケッティング面では、ドイツ企業2社Helm AG及びPolytrade GmbHの支援下に、これら2社の世界的ネットワークを通じて国際市場の開拓が図られる。これら2社との契約の下、製品の75%は輸出され、残りは国内市場に供給されると言う。
|