NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2003-05-16 ArtNo.31181
◆AP州電力プロジェクト5件の金融アレンジに弾み?
【ニューデリー】電力省はアンドラプラデシュ州における独立電力プロジェクト(IPP:independent power projects)5件の金融アレンジを促進している。
ビジネス・スタンダードが5月14日報じたところによると、電力省で13日催された会議の席上、Industrial Development Bank of India (IDBI)に率いられる金融機関は、州政府がエスクロー(escrow:第三者寄託金)の代案として提起した計画に検討を加えた。州政府は、州電力局(SEB)やAndhra Pradesh Transmission Company (APTransco:州営送電会社)が電力料の支払いを滞らせた際の、エスクローに代わる支払い保証手段を提案したとされる。同計画はアンドラプラデシュ電力監督委員会(APERC:Andhra Pradesh Electricity Regulatory Commission)の承認も得ている。金融機関が代替支払い保証モデルを受け入れるなら、5件のプロジェクトの金融アレンジに弾みがつく見通しだ。
これら5件のプロジェクトとは、1)“BPLグループが2776クロー(US$5.86億)を投じて進める520MW(メガワット)のRamagundamプロジェクト、2)“Ispat Powerが1700クロー(US$3.59億)を投じて進める468MWのVemagiriプロジェクト”、3)“BSESの210MWプロジェクト”、4)“Lanco Industriesが1100クロー(US$2.32億)を投じて進める350MWのKondapallyプロジェクト”、5)“464MWのNCC/Gautamiプロジェクト”。
これらはインド国内では最低コストの電力プロジェクトと見なされているが、アンドラプラデシュ州電力局(APSEB)もAPTranscoも、電力料を支払う十分な財政能力を有せぬことから、金融機関がローン提供に難色を示していた。金融機関と州政府の最後の会談の席上、金融機関側は8~9%の投資収益率に疑問を呈し、より現実的な収益見通しを示すよう要求するとともに、州政府によるAPTranscoに対する電力料バランシングのための融資額300~400クロー(US$6335万-8446万)も不十分と指摘したとされる。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.