SEAnews 2003-05-16 ArtNo.31177

【ニューデリー】今年4月の二輪車販売は、スクーター、モーペッド販売の落ち込みに加え、モーターサイクル販売の伸びも鈍化したことから、全体として昨年同月比0.8％減の37万9166台にとどまった。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月14日、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)の発表を基に伝えたところによると、4月のモーターサイクルとステップスルーの販売は前年同月比6.10％増の30万3792台を記録したものの、スクーターは同20.3％減の5万5536台、モーペッドは同25％減の1万9838台にとどまり、自動三輪車の販売台数も同26.1％減の1万2505台に後退した。
モーターサイクルとステップスルーの販売台数については、Hero Hondaは昨年同月比2.02％減の13万2031台、Bajaj Autoは同1.01％減の6万7902台、Kinetic Engineeringは同23.3％減の2282台、Yamaha Motorは同8.59％減の2万3077台にとどまったが、LMLは昨年同月比619.1％増の1万8661台をマークした。
スクーターとスクータレットについては、Bajaj Autoは昨年同月比55.3％減の1万4827台、TVS Motorは同8.92％減の9880台、Kinetic Motorは同30.4％減の5328台、ＬＭＬは同58％減の3050台にとどまったが、Honda Motorcycle and Scooter India (HMSI)は99.6％増の1万9506台、Kinetic Engineeringは203.4％増の2546台を販売した。
モーペッドの販売台数に関しては全てのプレーヤーが昨年同月に比べマイナス成長を記録、TVS Motorは同14.8％減の1万6381台、Kinetic Enggは同71.6％減の1082台、Majestic Autoは同30.6％減の2375台にとどまった。