【チェンナイ】Yamaha Motor India Pvt Ltd(YMIPL)は、今年(2003/1-12)のモーターサイクル販売台数が昨年の30万台から40万台に拡大するものと見ている。
ビジネス・スタンダードが5月12日報じたところによると、YMIPLのサクライ・ヒロシ取締役兼上級副社長はタミールナド州Chennaiにおける新ショールームの開所式の席上以上の目標を語った。それによると、今年初以来4ヶ月の販売台数は10万台弱だが、今年内にショールームの数を現在の400店から500店に25%ほど拡大、これを梃子に売上げ目標の達成を目指す。今年も昨年同様、輸出売上げが、総販売台数の約10%を占める見通しで、インドからの輸出先には、フィリピン、南アメリカ、複数のアフリカ諸国が含まれる。
昨年は不順なモンスーンに祟られ、農村部をターゲットにしたCrux及びCrux R(3万5000-3万8000ルピー)の販売が不振に陥った。これら両モデルの売れ行きは今年に入っても目立った回復を見ておらず、通年の販売台数も昨年並みにとどまりそうだ。
この日、チェンナイでお披露目されたNew International Liberoは、昨年9月にマハラシュトラ州Mumbaiで発売されものの新バージョンで、同モデルは昨年10月以来月間平均1800台が販売されている。今回お披露目されたものは、国際バージョンの全ての機能を装えていると言う。