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2003-05-14 ArtNo.31163
◆エアコン販売、夏期到来に関わらず低空飛行
【ムンバイ】エアコン販売は夏期の到来に関わらず目立った成長が見られず、1400クロー(US$2.956億)と見積もられるインド・エアコン市場の今年通年の成長率は10~12%にとどまるものと予想されている。これは昨年の30%の成長を大幅に下回る。
エコノミック・タイムズが5月12日報じたところによると、2003年1-12月のユニット販売は、昨年の65万台から80万台前後に23%ほど拡大する見通しだが、今年1月以来5~6%の値下がりが生じており、一層の下降が予想されている。このためメーカーらは5月の売れ行きを固唾を呑んで見守っている。通年のエアコン販売の70%が3-5月に集中しているが、ディーラー筋は、消費者も市場のトリックに気づき、今ではオフ・シーズンのバーゲンを待つ姿勢を見せていると語る。
メーカーらは3月の付加価値税(VAT)導入を巡る混乱、4月に発生した運輸業者のストライキに加え、今年の夏の暑さが不十分なことを、売上げの伸び鈍化の主因とするとともに、各社が抱える大量の在庫が価格に及ぼす圧力に懸念を表明している。業界筋によると、今年の市場動向は、夏期の売上げが伸びず大量の在庫を抱え込んだ2001年の状況に酷似していると言う。
業界筋によれば、LGはこれまでに10万台前後、Samsungは約4万台、Voltasはほぼ3万5000台、日立は3万台ほどを販売したものと見られる。この他のプレーヤーとしてはVideocon、Godrej、Blue Star、Carrier Aircon、Whirlpoolの他、新参のDaikin、Fedders、Onidaが挙げられる。
今日、エアコン販売の80%はウィンドー・エアコンで、残りはスプリット・エアコンが占めている。またボリューム販売の60%は一般消費者向けのリテール販売で占められ、残りは法人向け販売となっている。
薄利が常識化する中、メーカーらは、国産品に比べ15~20%低コストな中国製部品を輸入して、利益確保を図っている。ちなみに今年は耐久消費財全般の販売が低迷していると言う。
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