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2003-05-09 ArtNo.31124
◆Bharat Forge、国際乗用車部品市場開拓に本腰
【ムンバイ】国内最大の自動車コンポーネント輸出業者、Bharat Forge Ltd (BFL)は、国際乗用車メジャーに対するコンポーネントの納入を通じ、輸出ビジネスの大幅な拡張を図る計画だ。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月6日伝えたところによると、2002-03年に前年比145%増の271.4クロー(US$5731万)の輸出売上げを実現したBFLのBaba N Kalyani会長兼MDは5日記者会見し、以上の方針を明らかにした。それによると、同社は現在、General Motors、Ford、Daimler Chryslerのトラック・ビジネスに部品を納入しており、こうした関係を梃子に乗用車部品市場への参入を図る。先ずはトヨタのワールド・カーに対する部品納入契約獲得を通じ、乗用車市場への進出を果たすことになる見通しで、関係交渉を目下進めている。年内に必要な認可を取得、来年から本格的に国際乗用車メーカーへの部品納入を開始する。BFLは現在Maruti Udyog Ltd(MUL)を初めとする国内乗用車メーカーに、鋳造部品、クランクシャフト、フロント・アクスル・アセンブリー、その他のコンポーネントを納入している。
インドに国際調達オフィス(IPO)を設けた自動車大手15社は2003年にインドから合計15億米ドルの自動車コンポーネントを調達する計画を明らかにしている。昨年これらの企業は約3億米ドルのコンポーネントをインドで買い付けており、国内自動車部品業界の現状から見て5億米ドルを超える納入は困難と見られるものの、国内業界にとって大きな機会が存在することに変わりない。そして2010年にはこの種のアウトソーシングの規模が10倍以上に拡大する見通しだ。ソフトウェア産業の成長を凌ぐ年率30~40%の成長基調が向こう10年間続く見通しで、停頓することはないものと予想される。
BFLの2002-03年度純益は前年の21.29クローから81.09クロー(US$1712万)に、営業額は同473.99クローから689.22クロー(US$1.46億)に、輸出売上げは同110.35クローから271.41クローに、それぞれアップ、負債は前年の382クローから323クロー(US$6820万)に縮小した。この結果、負債/自己資本比率は2.17から1.30に改善した。
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