2003-05-07 ArtNo.31116
◆トヨタ、新多目的車投入準備、クオリスは段階的に生産停止
【バンガロール】Toyota Kirloskar Motor Ltd(TKML)は、フラグシップ・ブラントの“Qualis”の生産/販売を段階的に停止し、多目的車(MPV:multi-purpose vehicle)新モデルをインドに紹介する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月5日消息筋の言として伝えたところによると、新MPVは今年後半に世界市場に紹介され、同時にインド市場にも投入される。同消息は最近催されたTKMLと納入業者の会議の席上、明らかにされたもの。新MPVは、インド市場に紹介される際は、インドの環境に合わせた調整が加えられ、同時に競争力有る価格が設定される。672Nと言うコードネームが付けられた新モデルは日本の工場で目下準備されている。
クオリスは2000年1月の発売以来8万台以上販売され、インドMPV市場の37%のシェアを占めている。同シェアは2003年中に44%を超える見通しだ。TKMLの2002年度売上げは1438クロー(US$3.036億)をマークしたと言う。
|