2003-05-05 ArtNo.31106
◆Praxair、Haldia PET工場に直結するパイプライン敷設
【バンガロール】カルナタカ州Bangalore拠点の工業用ガス会社、Praxair India Limited(PIL:多国籍企業Praxair Incの現地法人)は、西ベンガル州Haldiaに設けた空気分離工場(air separation plant)と、South Asian Petrochemicals Ltd(SAPL)がやはりHaldiaに設けたポリエチレン・テレフタレート(PET)工場を結ぶ地下パイプラインを敷設、これを稼働させた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月29日、PILのステートメントを引用し報じたところによると、2002年8月の着工以来7ヶ月で完成した、ハルディア工業コンプレックスにおける初のニトロジェン・パイプラインは、プラスチック・ボトル製造用に日量25トンの高純度ニトロジェンを供給する。これにより、ハルディア・ケミカル・エンクレーヴに設けられたSAPL等の様々な化学プラントにニトロジェンを供給できるようになった。
SAPLは450クロー(US$9502万)を投じ、年産14万トンのPET樹脂工場を建設中で、同工場は間もなく稼働する。スタンド・アローンのPET樹脂工場としては最大規模を誇る。
PILは、インド国内に35の営業拠点を有し、航空、化学、食品飲料、電子、エネルギー、ヘルスケア、製造、冶金、その他の業界に工業用ガスを供給している。
|