2003-05-02 ArtNo.31087
◆Ashok Leyland、大型エンジン製造で日野と技術提携
【チェンナイ】地場商用車メーカーAshok Leyland Ltd(ALL)は4月28日、日野自動車株式会社と、260馬力/排気量8000ccの大型エンジンに関わる技術移転契約を結んだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとザ・ヒンドゥーが4月29日伝えたところによると、ALLは、日野の技術支援下にインドでこの種のエンジンを製造する。地元部品使用率は当初約30%だが、5年内に90%に引き上げられる。関係協定には圧縮天然ガス(CNG)エンジンも含まれる。
今年内に試験生産を開始、向こう2年内に約2500~3000ユニットの生産を目指す。Euro 4以降の排ガス基準にも対応したいわゆるJシリーズのディーゼル・エンジンは、主に牽引車、バス、建設機械等に搭載される。投資額は未定だが、タミールナド州に新工場が設けられる。ちなみに同社は現在タミールナド州内にEnnore/Hosur-I/Hosur-IIの3工場を擁し、取り分けHosur-IIには余剰インフラが存在する。
日野はまたALLを含むインド企業から部品を調達する可能性を検討していると言う。
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