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2003-05-02 ArtNo.31085
◆鉄鋼業界、熱間圧延製品値下げ?
【コルカタ】過去1年ほど製品値上がりの恩恵を享受して来たインド鉄鋼業界は、5月中に熱間圧延(HR)製品のトン当たり500~700ルピーの値下げを強いられるのではないかと懸念している。
ビジネス・スタンダードが4月29日報じたところによると、鉄鋼業界筋は、一次メーカーが価格軟化阻止に躍起になっていることから、ここ数日の動向が鍵になると指摘した。価格の軟化は国際的傾向であり、その大きな部分が中国の動向に起因している。高付加価値製品の輸出価格は往時のトン当たり375~390米ドルから340~350米ドルに下降、コマーシャル・グレードの熱間圧延コイル(HRC)はトン当たり310米ドル台を推移している。
中国のトレーダーらは、月ごとに上昇する価格の鞘を稼ぐため、買い溜めして来たが、今やこうしたストックの投げ売りを強いられている。
新型肺炎SARSの影響も懸念される。これまで外国人により手がけられて来た少なからぬペーパー・ワークが、外国人の帰国により停頓、鉄鋼製品の滞留に拍車をかけている。
しかし、地元鉄鋼業界は、中国は5月24日には四半期契約を更新するものと見られ、これにより少なくとも価格の軟化に歯止めがかかるものと期待している。中国の2002年の鉄鋼需要は200万トンをマーク、今年は220-250万トンに拡大するものと予想されている。この内鋼板が30%を占める。
しかし悲観論者は、中国の停滞はさらに2、3ヶ月持続、このため値下がり基調も向こう2ヶ月間は続くと予想する。中国への輸出が減退すれば、インド国内により多くの製品が滞留、国内価格の下降に拍車がかかる可能性も有ると言う。
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