SEAnews 2003-04-28 ArtNo.31051

【ニューデリー】乗用車とバイクの輸出は1998－2000年の間は横ばいだったが、2001－02年に成長に転じ、2002－03年には目覚ましい伸びを見た。
エコノミック・タイムズが4月23／24日、インド自動車製造業者協会(SIAM:)の統計を引用し伝えたところによると、乗用車(car)と多用途車(UV)を含む乗用車両(passenger vehicle)の輸出は1998－99年の2万8122台から2002－03年の7万1653台に155％の成長を見た。Credit Lyonnais Securities Asia (CLSA)のアナリストによれば、2005会計年度には18万台に達し、02－03年比151％の伸びが予想される。
乗用車輸出は2002－03年には、多用途車(utility vehicle)と多目的車(multi-purpose vehicle)の輸出がマイナス成長に陥ったにも関わらず、全体として前年比35％の成長が記録された。
モーターバイクの輸出は一層明るく、1998－99年3万5461台、1999－00年3万5295台、2000－01年4万1339台、2001－02年5万6489台とほぼ毎年着実な成長を遂げた後、2002－03年には12万6122台と、前年比122％の激増を見た。CLSAによると、2005会計年度には昨年比217％増の40万台に達する見通しだ。
しかし2002－03年の商用車輸出は1万704台と、前年の1万1870台をほぼ10％下回った。商用車輸出は1998－99年1万108台、1999－00年9912台、2000－01年1万3770台と、一進一退を続けている。