SEAnews 2003-04-25 ArtNo.31045

【ニューデリー】地元二輪車メーカー、TVS Motor Company (TVSMC)は、子会社Lakshmi Auto Components (LAC)をそれ自身に合併する前にＬＡＣを再編する見通しだ。
エコノミック・タイムズが4月22日伝えたところによると、ＬＡＣは最近Sundaram Auto Components (SAC)の全発行株式(25万ﾙﾋﾟｰ)を買い取ったが、これはグループ再編の前兆と見られる。TVSMC筋によると、ＬＡＣの50クロー(US$1034万)のプラスチック／ゴム製品ビジネスをＳＡＣに注入することを計画している。同ビジネスは大きな輸出潜在性を有する。
TVSMCは、かつてのパートナー、スズキが競争者として市場に参入する時期が迫る中で、ＴＶＳやSundaramのために子会社を経営するゆとりはなくなっている。このため適当な時期にＬＡＣの合併を発表するが、現状でＴＶＳＭＣがＬＡＣを合併しても資本支出の削減は望めず、メリットはそれほどない。ＬＡＣはプラスチック／ゴム製品を輸出している他、親会社のためにクランク・シャフトやギア等のコンポーネントを下請製造している。ＬＡＣの2002年の売上げは95.3クロー(US$1971万)、純益は10.9クロー(US$225万)を記録した。払込資本は13.6クロー(US$281万)で、TVSMCが66％、一般投資家が17.73％、機関投資家が残りを出資していると言う。