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2003-04-25 ArtNo.31035
◆サービス部門、旱魃にめげず成長維持:CII
【ニューデリー】昨年(2002-03)は農業部門が旱魃の被害を受け、国際環境も決して良好とは言えなかったにも関わらず、インドのサービス業は全般に比較的好調な成長を遂げた。
インディアン・エクスプレスとザ・ヒンドゥーが4月21日、インド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)サービス委員会の四半期報告を引用し報じたところによると、セル式電話部門は昨年最高の86%の成長を遂げ、前年の80%の伸びを上回った。同部門は今年は65%の成長が見込まれている。住宅融資の成長率も前年の35%から42%に加速、2位につけた。
インドを訪れた旅行者の数は15%増加、前年の25%のマイナス成長から復調した。旅行者の数は今年も15-20%の成長が見込まれている。しかし同調査は重症急性呼吸器症候群(SARS:Severe Acute Respiratory Syndrome)がアジアを急襲する前になされており、今年の観光業の伸びは、SARSの影響を受けるものと見られる。
ソフトウェア産業は、30%の輸出成長を背景に20%の伸びを見た。今年は25-35%の成長が予想されている。
ハードウェア産業の成長率は3%ポイント・ダウンし12%にとどまった。しかしハードウェア輸出の伸びは前年の16%強から20%に加速した。
建設部門の成長率は、前年の5.3%から12%に加速した。しかしプロジェクト輸出の伸びは前年の26%から10%に鈍化した。今年は10-15%の伸びが見込まれている。
電力生産の伸びは前年の3.2%から6.5%に加速、今年も5-10%の伸びが予想されている。しかし水力発電部門の成長率は、旱魃の影響を受け、前年の-0.6%から-8.4%に、一層大幅な落ち込みを見た。
賃貸産業の成長率も前年の-8%に続き5%の落ち込みを記録、今年もマイナス成長が予想されている。こうした不振には、高い税率、非銀行金融機関に対する規制、国内債権回収システムの弱点等が影響していると言う。
中央統計局は(CSO:Central Statistical Organisation)は2002-03年の通信/ホテル/貿易/運輸部門の成長率を7.8%、ビジネス・サービス/金融/保険/不動産部門のそれを6.5%と予想しているが、CIIレポートはこれに同意している。
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