2003-04-23 ArtNo.31015
◆運輸業者、地方支部の離反に関わらずハンガー・スト
【ニューデリー】全インド自動車輸送業者会議(AIMTC:All-India Motor Transport Congress)のメンバーは21日、ニューデリー市内のパーラメント・ストリートに座り込みハンガー・ストライキに入った。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月22日報じたところによると、10項目の要求を掲げたAIMTCの全国ストはこの日8日目を迎えたが、オリッサ州/アンドラプラデシュ州/カルナタカ州/西ベンガル州の傘下組織やケララ州支部の一部メンバーが、中央の意思を無視して操業を再開したため、その勢いは大幅に削がれた感が有る。
運輸省は、ストライキ停止を条件に会談に応じる意向を表明したが、AIMTCはストライキ停止を前提にした会議には応じられないと、拒絶した。
運輸省はディーゼル油に対するリッター当たり0.5ルピーの新税導入の見送りと通行料の撤廃は論外と一蹴する一方、ディーゼル価格制度、車齢15年以上の車両の廃棄、車両保険、固定最低運賃、運輸業者に対する付加価値税(VAT)の適応等の問題に関しては、他省や州政府とも相談の上、見直しを行う用意があることを表明したとされる。
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