2003-04-21 ArtNo.31004
◆フラットTV、22%値下がりし従来型TVと同レベルに
【ムンバイ】カラー・テレビジョン(CTV)市場は、フラット型の21インチ・モデルが22%値下がり、従来型21インチ・モデルとの価格差が1500ルピー(US$31)に縮まる中で、後者が陶太される可能性が生じている。
エコノミック・タイムズが4月15日報じたところによると、CTVメーカーは2004年末までには、フラット型21インチ・モデルの需要に100%応じることになるとしている。
現在、従来型の21インチ及び20インチ・モデルがCTV市場全体の70%を占めているが、2003年1-3月の間に販売された21インチ・カテゴリーに関しては、フラット型と従来型が五分五分のシェアを占めた。Videocon InternationalのVenugopal Dhoot会長によると、CTV業界は2005年までに従来型21インチCTVの生産をストップする見通しだ。Videoconは、Sansui/Akai/Videocon等のプライス・ファイター・モデルを投入し、ボリューム販売の拡大を図っているが、Sony、Samsung、LG、Onida、Philipsも競争力有る価格で、これに対抗している。またWeston、Crown等の地元小規模プレーヤーは14インチ・フラットTVをアグレッシブに販促している。
Samsung幹部によると、各社のより良好なコミュニケーション、広告戦略の下、フラットTVの需要が急増している。
これまでフラット・カラー・ブラウン管は全てマレーシアや香港の東芝工場から輸入されて来たが、今年2月にはSamtel Colorが国内での生産を開始した。今年通年のCTV販売台数は700万台の大台を突破するものと見られている。
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