2003-04-16 ArtNo.30996
◆小規模IT輸出業者、4年間に4倍以上に増加:ESC
【ニューデリー】年間輸出売上げ50クロー(US$1034万)未満の小規模ソフトウェア/情報技術(IT)サービス企業の数は1997-98年の607社から2001-02年の2767社に4倍以上に増加した。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレスが4月13/14日報じたところによると、電子製品/コンピューター・ソフトウェア輸出促進委員会(ESC:Electronics and Computer Software Export Promotion Council)のD.K. Sareen常務理事(ED)はそのステートメントの中で、以上の調査結果を発表するとともに、「コンピューター・ソフトウェア及びIT対応サービス領域の小規模企業の数は顕著な増加を見たが、コンピューター・ソフトウェア及び関連サービスの輸出額を500億米ドルに拡大する目標を実現するには、成長を一層加速させる必要がある」と指摘した。
この種の小規模企業の数はIT/ソフトウェア企業全体の97%を占めるが、輸出売上げは全体の29%にとどまっている。
それに対して輸出売上げ100クロー以上の企業は45社に過ぎないが、これらの企業の総輸出売上げに占める比率は61%に達すると言う。
ESCは第2、第3レベル企業の輸出競争力を一層強化する必要を強調しており、日本語コースやドイツ語コースを設け、これら両国市場の開拓を支援している。また中東市場以外に、ラテン・アメリカ/アフリカ/独立国家共同体(CIS)プログラマーに照準を合わせ、これらの市場の開拓も試みるよう提言していると言う。
|