SEAnews 2003-04-16 ArtNo.30990

【コルカタ】国営Steel Authority of India Ltd (SAIL)がオリッサ州に設けたRourkela Steel Plant (RSP)は、2002－03年に過去最良の業績を実現、第4四半期には現金利益も望めそうだ。
ビジネス・スタンダードが4月14日報じたところによると、各品目の売上げの伸びは、プレート20％、熱間圧延(HR)コイル11％、冷間圧延(CR)シート＆コイル5％、冷間圧延無方向性(CRNO:cold-rolled non-oriented)製品35％、錫メッキ鋼板(ETP:Electrolytic Tin Plates)30％と、RSPの製品が益々市場に受け入れられつつあることを裏付けた。
各品目の生産量も、熔銑164万トン、連続鋳造スラブ147万トン、ＨＲコイル129万トン、販売可能な鋼材150万トンと、何れも過去最高を記録した。近代化された全てのプラントが過去5ヶ月以上にわたり100％以上の稼働率を続けている。
Ore Bedding & Blending Plant (OBBP)から一次生産施設への原料の出荷量は454万トンと、これも過去最高を記録した。
ＲＳＰは、プレート・ミル・プレート、亜鉛メッキ・シート、ＨＲプレート＆シート、CRNO、ＥＴＰ等、高付加価値製品の生産量拡大に努めていると言う。