2003-04-11 ArtNo.30962
◆ソフトウェア輸出3-5%ポイント低めに:NASSCOM
【ニューデリー】インドの2002-03年のソフトウェア及び関連サービス輸出の伸びは、ルピーの対米ドル相場強化が災いし、当初予想された30%を3~5%ポイント下回る見通しだ。
デカン・ヘラルド、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダードが4月9日報じたところによると、ソフトウェア・サービス会社全国協会(NASSCOM:National Association of Software and Service Companies)のKiran Karnik会頭は8日記者会見し以上の見通しを語った。Karnik氏によると、2002-03年は全体として良好な年だったが、ルピーの値上がり幅が、当初予想したレベルを5%ポイントほど上回ったため、ソフトウェア輸出の成長見通しにも3~5%の誤差が生じた。
年初9ヶ月(2002/4-12)のソフトウェア産業売上げは、前年同期比28%増の3万4000クロー(US$70.31億)に達した。
NASSCOMはこの日、Hughes Software SystemsのArun Kumar会長兼社長に代わり、Digital Globalsoft LtdのSom Mittal社長兼CEOを2003-04年度のNASSCOM新会長に選出した。
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