【バンガロール】Yamaha Motor India Pvt Ltd(YMIPL)は、デリー近郊ハリヤナ州Faridabadに、グループ企業や顧客のニーズに応じてソフトウェアの開発やデザインを手がける完全出資の情報技術(IT)子会社YM Infotechを設置した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月9日、YMIPL筋の消息として報じたところによると、YMIPLは、外国投資促進局(FIPB)から、IT関連R&D/アプリケーションソフトウェア開発/組込ソフトウェア/システム統合サービス/マルチメディア事業を手がけることを認められている。YMIPLは、新会社YM Infotechに親会社が行った投資を全額引き受ける方針だ。
ヤマハは研究開発(R&D)センターの他、より多くのソフトウェア・センターをインドやその他の海外諸国に設けることを計画している。ヤマハはインドが中国とともに同社の将来の成長に寄与するものと見ている。
一方、YMIPLはインド・モーターサイクル市場におけるシェアを現在の8%から2010年までに20%に拡大することを目指している。2003年にはインドにおけるモーターサイクルのボリューム販売は30~40%拡大するものと予想される。YMIPLは2002年には33万台を販売、2003年には10万台を上乗せすることを目指していると言う。