2003-04-11 ArtNo.30956
◆ウラニウム公社、AP州のウラニウム資源開発目指す
【ハイデラバード】原子力局(DAE:Department of Atomic Energy)傘下のUranium Corporation of India Ltd (UCIL)は、核燃料コンプレックス(Nuclear Fuel Complex)と重水プラントの燃料需要に応じるため、415クロー(US$87581万)を投じてアンドラプラデシュ州のウラニウム資源を開発する計画で、目下関係当局に認可を求めている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月8日伝えたところによると、原子力局傘下の研究開発(R&D)部門Atomic Minerals Division for Exploration and Research (AMD)は、アンドラプラデシュ州Nalgonda県Yellapur森林保護区のLambapur及びPeddagutta地区にウラニウムを帯びた鉱物が存在することを確認した。
S.B. Mookherjee原子力担当国務相がテルグ・デサム党(TDP:Telugu Desam Party)のK. Rama Mohan Rao上院議員の質問に文書で回答したところによると、UCILはAlgona県にウラニウム鉱業施設と選鉱施設を設ける計画だ。政府の調査によれば、アンドラプラデシュ州のLambapur及びPeddagutta地区にはUCILが向こう20~25年にわたり日量1250トンのウラニウム鉱石を採取可能な鉱床が存在する。
またアンドラプラデシュ州政府の最近の発表によればウラニウム資源はSrikakulum及びVisakhapatnamの臨海地区にも存在することが確認された。同州政府はUCILのプロジェクトを承認する姿勢だが、中央関係当局の認可がまだ下りていないと言う。
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