2003-04-09 ArtNo.30945
◆Nilachal Ispat、国内第二の銑鉄輸出業者に
【ブーバネスワル】Metals and Minerals Trading Corporation Ltd(MMTC)傘下のNilachal Ispat Nigam Ltd (NINL)は、操業1年目にしてVizag Steel Plantに次ぐ国内第2の銑鉄輸出業者になった。
ビジネス・スタンダードが4月7日報じたところによると、NINLがオリッサ州Jajpur県Dubriに設けたプラントは、昨年初に操業を開始した。製品の60%に相当する24万トン、額にして1690クロー(US$3.49億)が、オリッサ州のParadip港から日本、韓国、マレーシア、インドネシア等に輸出され、インドの2002-03年度銑鉄輸出全体のほぼ40%を占めた。NINLのDubri工場は2002-03年に熔銑40万トン以上を生産、国内銑鉄生産のほぼ10%を占めた。この他、NINLは高炉副産物の顆粒状鉱滓(Slag)100万トンを複数のセメント会社に販売した。
MMTCのSD Kapoor会長兼MDによると、向こう4ヶ月間に焼結プラントが稼働すれば、NINLの第1期工事が完了する。目下のところ銑鉄プラントだけが稼働しているが、焼結プラントが操業を開始すれば、熔銑の生産能力は72万5000トンに拡大する。
初年度に消費された原料約100万トンの80%はオリッサ州Daitari地区の鉄鉱山から調達された。今会計年度の原料消費量は150万トンに拡大する見通しと言う。
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