2003-04-09 ArtNo.30942
◆国営肥料会社RCF、GAILとペトロネットからのガス購入協議
【ムンバイ】国営肥料会社Rashtriya Chemicals and Fertilizers Ltd(RCF)はGail India Ltdと、Petronet LNG Ltdから年間200万トンのガス供給を受ける交渉を進めている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月7日伝えたところによると、RCFのS Balan会長兼MDは同紙に以上の消息を確認した。ペトロネットがグジャラート州に建設中の年間処理能力500万トンの天然ガス・ターミナルは今年12月末までに稼働する見通しだ。しかし、GAILが提示した価格はMBTU(million British thermal unit)当たり3000ルピーと極めて高水準で、交渉は依然続けられており、合意には達していない。
RCFは、マハラシュトラ州のTrombay 及びThalに設けた施設のために年間200万トンのLNGを必要とする。RCFは、National Thermal Power Corporation(NTPC)が募集した液化天然ガス(LNG)購買入札の結果を見守っている。NTPCはグジャラート州における年間500万トンのLNG供給に関する国際入札を募集したが、半ダースほどの大手石油会社が応札した。Balan氏によると、同入札結果は、電力会社や肥料会社がLNGを購入する際のベンチマークを提供してくれるはずと言う。
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