2003-04-07 ArtNo.30933
◆Jindal Strips、2003-04年に30%の輸出達成目指す
【ニューデリー】昨年度(2002-03)、前年比43%増の1億4000万米ドルの輸出を実現したJindal Strips Ltd(JSL)は、今年度(2003-04)も30%の輸出成長達成を目指す。
インディアン・エクスプレスが4月4日報じたところによると、JSLの2002-03年の売上げは前年比42%増の2100クロー(US$4.34億)をマークしたものと見られる。負債額は750クロー(US$1.55億)と、同年を通じて100クロー(US$2068万)縮小した。また負債の金利も13%から8-9%に引き下げられた。この結果、資本の加重平均コストが大幅に下降、経済付加価値(EVA:Economic value addition=税引き後の営業利益-資本費用)ポジティブな企業を目指す同社の目標達成が容易になった。
輸出は中国、ベトナム、イタリア、ドゥバイに照準が合わされており、中でも中国市場は年率20%の成長を遂げている。
2003年3月期第4四半期には前年同期比18%増の38万5000メートル・トン(MT)のステンレス・スチールが生産された。
米国子会社Massillon Steelの処遇に関しては、今月末までに決定される。工場施設の中国もしくはインドへの移転や売却の可能性が検討されており、米国及び中国の複数のバイヤーと交渉が続けられている。Massillon Stainlessの売却は、Ernst and Youngが提案した再編計画の一部で、同再編計画の下、全ての非中核投資は、分離され、段階的に廃絶される。
また再編計画には、Jindal Stainless and Steel(JSS)の新設が含まれる。昨年設立されたJSSは純粋なステンレス・スチールの製造施設で、それ以外の投資ポートフォリオはJSLの傘下に収められると言う。
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