2003-04-02 ArtNo.30903
◆昨年のIT輸出30%アップ:Skoch Consultancy
【ニューデリー】インドの2002年のソフトウェア輸出は、伝統的な米国市場の需要軟化に関わらず、前年比30%増の80億米ドル強をマークした。
デカン・ヘラルドが3月27日、情報技術(IT)コンサルタント会社Skoch Consultancyのレポートを引用し伝えたところによるとソフトウェア輸出の4分の1はIT対応サービスで占められた。
昨年の国内IT市場規模は2万3774クロー(US$49.53億)と、前年比9%の成長を見た。政府、銀行・金融機関、教育、テレコムが、これまで同様主要なIT支出部門で、パーソナル・コンピューター(PC/180万台)とその他のハードウェア製品の売上げが半ばを占めた。
インドIT産業は、世界的なテクノロジー産業のスランプにも関わらず2003年も好調を維持する勢いを見せている。訓練、コンサルタンシー、システム統合等の部門のパフォーマンスも良好だ。しかしインターネットの普及率は、ネットワーク・インフラへの投資の停頓と低品質のサービスが災いし、伸び悩んでいると言う。
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