【ニューデリー】今会計年度第3四半期(2002/10-12)のパーソナル・コンピューター(PC)の販売台数は43万1000台と、前期(2002/7-9)に比べ2.3%の落ち込みを見た。
インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルドが、情報技術製造業者協会(MAIT:Manufacturers Association of Information Technology)の調査レポートを引用し報じたところによれば、インドのPC産業は2003年3月期年度に、200万台の販売目標を突破、19.7%の成長を実現できる見通しだ。ちなみに昨年は7%のマイナス成長を記録していた。
今会計年度のPC販売は好調で、今年第4四半期には第3四半期比45%増の62万7000台の販売が見込まれている。
未組織部門(unorganised sector/非ブランド製品)の市場シェアは今年第1四半期の50%から第3四半期の63%に拡大した。
今年第3四半期には、6大都市における販売がPC販売全体の50%を占め、ノートブックPCに関しては同比率が68%に達した。
大部分の周辺機器の販売が第3四半期には萎縮したが、インクジェット・プリンターの販売だけは、前四半期比6%の成長を見たと言う。