SEAnews 1995-09-09 ArtNo.3088

【ムアル】ジョホール州経済開発公社(JSEDC)子会社のクンプラン・プルバタン・ジョホールSdn Bhd(KPJ)は今世紀中に医療／ヘルスケーアー・ビジネスに6億3000万Ｍドルを投資する。
ＪＳＥＤＣのモハメド・アリ・ハシム重役(ED)が7日ムアルで催されたマハラニ・スペシャリスト・ホスピタル(M$1700万)の起工式の席上語ったところによると、マレーシア国内における専門医センターに4億3000万Ｍドルが投じられ、インドネシアにおける関連事業には2億Ｍドルが投資される予定だ。ＫＰＪは国内に既に専門医センター7軒を設けているが、更にスラゴール州ダマンサラ、ペナン州バヤン・バル、ヌグリ・スンビラン州スルンバン、クランタン州コタバルに、それぞれ1軒、合計4軒を追加する。
インドネシアではスマトラ島パダンのスラシ・ホスピタルの60％権益の買収や、ジャカルタのムルディカ・ブミ・スルポン・ダマイ・ホスピタル建設事業への85％出資が予定されている。既にジャカルタのアナンダ・ホスピタルの支配権益を取得した同社は、更に複数の新規プロジェクトや既存病院の権益取得を目指している。ＫＰＪは当初インドネシアのこの方面の投資額を1億Ｍドルと見積もっていたが、実際にはその倍に達する見通しだ。
この他域内の食品、医薬、ヘルスケアー事業への進出が目指されており、既にシンガポールに複数の合弁会社が設立されている。こうした努力によりＫＰＪは2000年には域内のトップ医療チェーンに成るはずと言う。(STAR:9/8)