2003-03-24 ArtNo.30839
◆SAIL、ストックヤード消費税でUS$1654万損失
【ニューデリー】ストックヤード(stockyard)に保管された製品に16%の消費税が課されることになったため、地元鉄鋼会社は約100クロー(US$2068万)の損失を被る見通しで、取り分け傘下に4つの総合的鉄鋼プラントを擁する国営Steel Authority of India Ltd (SAIL)が最大の打撃を被りそうだ。
ビジネス・スタンダードが3月21日報じたところによると、SAILは40のストックヤードを擁し、これらにより支払われる消費税の額は80クロー(US$1654万)にのぼる。
業界筋によると、これ以前には工場のゲートで消費税が課されたが、ストックヤード段階で消費税が課されることになったため、ストックヤードからの購入は、工場からの直接購入に比べ割高になった。SAILはその保有するストックヤードの数と、規模の上から最も大きな打撃を受け、ボトムラインにも深刻な影響が出る見通しだ。この結果、SAILは少なからぬストックヤードを閉じる可能性が有り、解雇問題が生じる恐れも有ると言う。
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