【ニューデリー】インド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)は、電力省に対し、発電事業領域における投資条件に見直しを加えるとともに、送配電事業の再編を通じて全体的な投資環境の改善を図るよう提案した。
インディアン・エクスプレスとザ・ヒンドゥーが3月22日伝えたところによると、CIIの電力政策制度手続き見直し委員会は、Ernst & Youngの協力を得て作成した報告書の中で、金融及び法制上の様々な障害が、中国に比較し、インドの投資地としての競争力を弱体化させていると指摘している。投資家はインドに投資する際には、中国ばかりでなく、欧州、経済開発協力機構(OECD)、ラテン・アメリカ諸国に比べても、行政上の手続きにより多くの時間を割かねばならない。このためCIIは技術・経済的採算性調査以外の全ての認証プロセスを撤廃するよう提案している。