1995-09-09 ArtNo.3079
◆<星>ベクトン・ディキンソン、R&Dセンター開設
【シンガポール】米国のヘルスケアー製品製造会社ベクトン・ディキンソンは国家科学技術局(NSTB)の企業研究奨励計画(RISC)の下、シンガポールにおける研究開発(R&D)活動に向こう5年間に1200万Sドルを投資する。
ベクトン・ディキンソンはトゥアスに累積1億3000万Sドルを投じた皮下注射器具の製造施設とアジア太平洋地域本部を有するが、10月1日には同地にR&Dセンターもオープンする。同センターでは新製品の開発、既存の製品や製造工程の改良等が研究される。南洋理工大学ジンティック製造技術研究所と製造技術の改良で協力関係を結んでいる同社の当地R&Dスタッフは6人だが、1999年までには15人に増員される。ちなみにNSTBは1992年以来RISC下に33件、総額9億Sドル以上のプロジェクトに2億Sドル以上の補助金を支給した。今年初以来補助金の支出が決定されたプロジェクトの総額は、既に昨年通年の2億9000万Sドルを上回っていると言う。(ST,BT,LZ:9/8)
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