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1995-09-09 ArtNo.3078
◆＜星＞ＮＣＢ行政電算化部門を法人化、民間の参入促進
【シンガポール】国家コンピュータ局は来年4月1日付けで行政事務電算化計画(CSCP)部門を、ナショナル・コンピュータ・システムズPte Ltd(NCS)として法人化するとともに、各省庁の電算化プロジェクトへの民間企業の参入を促進する。
ＮＣＢのスチーブン・ヨー局長が7日の第1回ナショナルＩＴフォーラムで明らかにしたところによると、ＮＣＳは全省庁の既存システムの運営・開発・保守に関する4年間のサービス契約を結ぶが、来年4月以降に導入されるシステムについては、国家機密に関わらなぬ限り、入札により民間企業に発注できるようになる。リムＮＣＢ会長は、ＮＣＳも入札に参加するが、政府のＩＴ支出は急速に拡大しており、民間企業の参入の機会は大きいとしている。また、ＮＣＳは単独ではなく民間企業と共同でＩＴプロジェクトを手掛ける。
一方、ＮＣＢはＣＳＣＰ実施部門の分離後は、行政事務電算化全般のマスタープランや規格などの立案を担当する本部として機能する。また、ＮＣＢは建設、教育、医療、製造・流通、観光・レジャー、ニューメディア＆インターネット、デジタルライブラリ、公共サービスの各分野をそれぞれ担当する専門グループに再編成され、国内ＩＴ産業の発展を促進すると言う。(ST,BT,LZ:9/8)
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