2003-03-12 ArtNo.30767
◆Kirloskar Copeland、冷却用コンプレッサー新モデル発売
【ハイデラバード】地元のKirloskar Brothersと米国企業Copeland Corporationの合弁に成るKirloskar Copeland Limited(KCL)は、KCNシリーズの冷却用コンプレッサー新モデルをお披露目した。
インディアン・エクスプレスとエコノミック・タイムズが3月9日、KCLのDeepak Takkar副社長補(セールズ&マーケッティング)の記者会見の模様を報じたところによると、同コンプレッサーはマハラシュト州Pune近郊の工場で開発されたもので、関係技術は米国の他、6ヵ国の特許を取得している。ディスプレー・クーラー、アイスクリーム・キャビネット、その他の冷凍設備に用いることができ、飲料冷却用とデフリザー用各5モデルが準備されている。現在市販されているコンプレッサーに比べ15-20%エネルギー効率が良く、ユーザーは電気料を節約できる。またオゾン層にもフレンドリーで、ロー・ノイズ、信頼性も高い。価格は2500~1万5000ルピー(US$52-310)、同社は初年度には10万台の販売を目指している。
インドの国内市場規模は50万ユニット/125クロー(US$2585万)と見積もられ、年率12~15%の成長を遂げている。商用冷却装置市場の50%のシェアを握る同社は今年末までに25万ユニットの販売を目指していると言う。
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