SEAnews 2003-03-07 ArtNo.30737

【ムンバイ】韓国の家電会社Samsung Electronics Company Ltd (SECL:三星電子)は今年末までに3500万米ドルをインド事業に投資、累積投資額を1億2100万米ドルに拡大する。
エコノミック・タイムズが3月5日報じたところによると、Samasung AsiaのK S Kim社長兼CEOはこのほど記者会見し以上の計画を語った。それによると、今年8月までに2500万米ドルを投じてウッタルプラデシュ州Noidaの冷蔵庫製造ラインを拡張、また年末までに別に1000万米ドルを投じカラー・テレビジョン(CTV)と家電製品の製造施設を拡張する。
冷蔵庫に関しては、6種類の新モデルを追加、そのポートフォリオを18モデルにする。新モデルは何れもクロロフルオロカーボン・フリーの霜取り不要タイプで、冷蔵庫市場シェアは現在の12％から年末までには17％に拡大する見通しだ。
ＣＴＶについては、今年初2ヶ月に新たに7モデルを発売したが、第2四半期までにハイエンドなＬＣＤＴＶを紹介する。これにより市場シェアを2002年の13.5％から今年末までに17％に引き上げる。昨年のＣＴＶ販売は85万台だったが、今年は120万台の販売を目指す。
その他の家電製品に関しては、洗濯機の市場シェアを現在の16％から25％に引き上げることを目指していると言う。