2003-03-05 ArtNo.30726
◆Ind-Swift、クラリスロマイシン錠剤の製造・販売許可取得
【ニューデリー】Ind-Swift Limited(ISL)は、インド薬品監督総監(DCGI:Drug Controller General of India)から、急性・慢性呼吸器感染症に優れた効果を発揮するマクロライド系抗菌剤クラリスロマイシン(Clarithromycin)徐放/放出調節錠剤(sustained/modified release tablet )の製造/販売許可を取得した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとインディアン・エクスプレスが2月28日、ISLの発表を引用し伝えたところによると、Clarie-SR商標で次期四半期に発売される同錠剤は、本来の特許所持者Abbotの既存クラリスロマイシンが1日2回服用せねばならないのに対し、1日1回の服用で済む。クラリスロマイシンのジェネリック・バージョンを発売するのは、ISLが最初で、同社は既に米国、欧州、ラテン・アメリカ、アジア諸国でも同錠剤の特許権を申請している。
ISLは、来年は約20種類の薬品を発売する計画で、心臓病/糖尿病/神経病/癌/喘息/アル中等の治療に関わるこれらの製品は、目下異なる段階の臨床試験や生物学的同等性(bioequivalance)調査が進められている。
ISLはまたマーケッティング網の強化も図っている。今年初9ヶ月の売上げは、昨年同期の147.86クローから135.95クロー(US$2811万)にダウンしたが、同期の純益は8.32クローから8.41クロー(US$174万)に微増した。
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